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マクロビオティックや〇〇療法に執着している視野の狭さ。様々な療法が蔓延る世の中の落とし穴

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誰しも、自らの体の不調を劇的に改善してくれた人や方法に盲目的に依存・執着してしまうのは致し方ない事。しかし時折、その執着が体や心に徐々に歪みを生じさせる事実に気づいていない方も多いのではないでしょうか。

かくいう私も、長年の不定愁訴から私を救い出してくれたマクロビオティックにどっぷりと浸かっていた時期がありました。何と素晴らしい、病院にも薬にも頼らずただ日々の食事に気を付けているだけでこんなに元気になるなんて!もう病院に大金を使わなくて良い!時間もかからないなんて!…と、一種の宗教信者の様になっておりました。しかしそんな私は当時スーパーに買い物に行き、肉を買っている人を見ると「あ~あ、肉は体に悪いのに」とか、「牛乳買ってる!骨ボロボロになるのにな~」酷い時には人様のカゴの中をちらっとチェックして「うわ!この人アイスとかドーナツとか食パンとか買ってる!だからちょっと肌も汚いし小太り気味なんだな」なんて本当に何様なんだ、というような事を考えては”マクロビオティックで真の健康を知っているワタシ”という優越感に浸っていたのです。いやはや、今思えば何と小さい人間だったんだろうかと反省する次第ですね。他にも何で冬に茄子が売っているんだ不自然だ!とか、もうイチイチそういった邪険な事も考えておりました。

そう、これぞ仏教の煩悩で言うところの執着と、自分は素晴らしいと思い込みたい承認欲求の典型的なパターン。執着と欲は人間を狂わせます。私はこの頃、「あれは食べちゃダメ、これは食べても良い」という事ばかりに囚われ過ぎていて自分の体の本当に悪いところを見逃していたのです。人様や食べ物にばかり目がいくので自分自身に目がいかない。たまに人の噂や(近所のママさんの話など)よくいつ見ても誰かと一緒にいたり友達がいないと死ぬのか?というほど人と一緒にいるのが常の人がいますが、よく観察しているとこういった人達は自分自身に目がいってない人が非常に多いです。自分の内側、体や心が叫んでいる声が聞こえない。なので怒りっぽかったり仕切りたがりだったり、詮索好きの人が多い。周りが気になって仕方が無い。ですのでお坊さんは修行の一環としてそういった ”周りへの執着・依存” を断ち切る為に独りで過ごす時間を多く持つ事を勧めてらっしゃいます。小池龍之介さんの書籍によくこういったお話が出て来るのでチェックしてみては。

少し話が逸れましたが、私の本当に悪かった所、それは過去のブログにも書いた血液もそうなんですが、その血液を作りだすまでの過程である重要な消化器官である 胃 がそもそもの根本原因だったのです。

よく腸活や腸内フローラなど、世間では腸の大切さが叫ばれておりますが、勿論腸は非常に大切です。第2の脳とも呼ばれ、ここで栄養を血液に送りだすので(マクロビオティックの大森先生は、血液は骨ではなく腸で作られているのではないか、と仰っています)元気の源となるとても重要な機関であることは皆さまご承知の通りかと。コロナウイルスに打ち勝つ免疫を作り出すのも腸。しかしよくよく考えてみれば、腸に入る食べ物はそれ以前に胃を通りそこでまず消化という処理がなされます。そこの消化が上手くいかないと当然ながら腸の負担は物凄い事に。消化・分解が満足に行われなかった食べ物は正常に腸内で栄養分の吸収がされず、宿便となり腸壁に張り付き、腸の蠕動運動(広がったり縮んだりして食べ物を押し出す動き)の妨げになります。当然弱って宿便が張り付いた腸から満足な酸素や栄養分が血液に流れるわけもなく、血液は酸素・栄養不足になります。そして元気のない血液は体中に酸素や栄養分を送り届ける事ができず、又、全身や脳の毒素となるゴミをかき集めて戻る…といった本来の仕事をこなせなくなって来るので、結果全身倦怠感、頭痛、鬱病、イライラ、認知症、健忘症などなどあらゆる病気になってしますのです。夜すっと寝れない、朝起きた瞬間から体も頭もパワフルに動かない、これらも結果の一つです。

マクロビオティックを盲信するあまり、食べ物の良し悪しや血液や腸にばかり考えていたので胃がおろそかになっていました。ただでさえ長年の胃下垂のせいでそもそもの胃の働きが他の方と比べて格段に悪いので、腸以前に食べ物を通る胃の事を考えなくてはならないのでした。自分で自分の医者になる…これは本当にマクロビオティックや断食の神様といわれている甲田光雄先生もおっしゃられていますが、本当に身をもって経験しました。胃はストレスに過敏に反応します。自律神経が胃を動かしているので、上記のようにスーパーでイチイチ人を咎める事を考えていたら僅かながらにもストレスは備蓄されていきます。因みに、脳は人称を区別できないので”あいつ馬鹿だな”と考えていても、脳は自分が馬鹿と言われたと誤解してストレスとなり、胃への負担となってしまいますので、人様の悪口やネガティブな事を考えたり言うのは控えましょう。これも内臓を元気にする秘訣です。

世の中には沢山の健康法で溢れています。そして〇〇療法派と△△療法派で意見が真っ二つに分かれ、対立している雰囲気も時折見受けられますが、それもその筈。人の体質なんて1億人いれば1億通りあります。一つの療法が万人に通用したらこんなに沢山の健康法が世に出回るわけがありません。なので色々な療法を先ずは真剣に試してみて、自分に合ったものを探すしかないのです。たまにアマゾンのレビューなどで「この方法でむしろ悪くなったからこれは詐欺だ!全然効かない!」なんて書き込みを見たりしますが、人によって違うので当然そんなケースもありますし、そもそもその人のやり方が間違っているケースも案外多いです。マクロビオティックなのに甘い物を沢山食べていたり、サラダばっかり食べていたり(サラダは陰性食品なので生野菜はマクロビでは食べません)。ですので先ずは少し疑いつつも真剣に取り組んでみる。色々な療法にも目を向けてみる。そして自分なりに応用していく…これをこなすためには常に自分の体と向き合う必要があります。マクロビオティック創設者の桜沢如一氏も、最初の頃は小魚位なら食べてもいい、と仰っていましたが晩年意見を変え”やっぱり小魚もダメだ!”とおっしゃっているのでお弟子さん達が困惑していたと大森英桜の書籍に書いてありました。こういった大先生も最後まで困惑してしまう位、人の体は千差万別。そういえば、どこかの書籍で桜沢先生は”体が変われば食べ方も変えていかなくてはならない”と書いてらっしゃいました。これも自分の体を日頃からよく観察しているからこそできる事。

自分が最高の医者です。誰もあなたの健康や人生に責任をもってはくれませんよ。

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About Post Author

みーすけ

京都外国語大学を卒業後、カナダへ留学。帰国後に知財の資格を取得し、特許関係の仕事に就くが鬱病を発症。慢性頭痛や倦怠感、無気力感が抜けず退職した後、絶望に満ちた無職期間を過ごす。結婚をして子供もできるが些細な事で主人に怒りをぶちまけ、子供を怒鳴りつけ手をあげてしまう日々。涙を流す毎日で「何とかしなければ」と改善策を模索し、食と身体がいかに心(脳)に影響を与えるかということを実感し、みるみる回復。現在も更なる向上を目指し、心と体と食についてセルフ人体実験を繰り返す。
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