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胃への負担が腸への負担。胃下垂は万病の元となる。ヴィーガン食も時にはご用心を。

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気づけば中学生の頃からずっと胃下垂だったかのように思います。そんな著者は一日の基本的な食事はそれほど量が多くないにしても、とにかく間食が多く、それは母も同じでした。そんな母はしょっちゅうイライラしており、「しんどいから寝かせて」と言ってはよく横になっていました。そして気づけば子供を持ち母親という立場になった私は、母と同様常にイライラしたりしんどい日が続き、子供を放置して寝ていたり……そんな私は胃下垂歴が長く、そう、母も胃下垂でした。

厳格なマクロビオティックをしていた頃は胃下垂も治り、気分はハレバレとしてイライラする事も無くしんどい日などまるでご縁が無いかのように日々を過ごしていました。しかしマクロビオティックよりビーガン料理の華やかさに心を奪われマクロビオティックを横に置き、ヴィーガン料理に精を出すようになってからまたしんどさが戻り、そして気づけば胃下垂が再発。

胃下垂の原因は何と言っても食べすぎ。それは一度の食事量に限らず、間食をしていると胃が休まる暇が無いのでいくら一度の食事量を減らしても意味はありません。胃下垂はそもそも胃や胃の周辺の筋肉の力が弱まり拡張し、下部へ垂れ下がってしまっている状態。下部へ垂れ下がっているので腸や周辺の内臓を圧迫し、内臓全体がきちんとした働きをしなくなるので勿論血液中の栄養分や酸素も欠乏気味になり、全身にそれらが行き渡り難くなるので倦怠感や頭痛(栄養が足りないと体が緊張状態となり筋肉が硬くなり血管が締まるため)、不眠やイライラの原因となります。

では何故ヴィーガン食で胃下垂が再発したかと言いますと、ヴィーガンはやはり基本は洋食です。そう、和食と違い味が濃い。どうしても肉が無い分ボリュームや旨味を出すためか、刺激のある味や中毒になりやすい味付けが意外とあります。そしてニンニクを多用しているヴィーガンレシピも多く、ニンニク好き・揚げ物好きの私はヴィーガン食だからとついつい食べ過ぎてしまいました。美味しすぎるんです。ヴィーガン食が不調の原因だと判明したきっかけは、ある日の夕食をマクロビオティック食の玄米おじやのあんかけと、ヴィーガン食のニンニクとブラックペッパー入りの豆乳チャウダーの二つを食していた時の事。おじやを食べていると何だかホッとして心が穏やかになりましたが、その後にチャウダーを食べると突然体中がムズムズして「もっと食べたい!塩辛い物が欲しい!これだけじゃ足りない!じゃがりこ買ってこようかな…」という興奮状態に。驚いた私は再度おじやを口にするとその気持ちも落ち着き再び心おだやかに。そう、思い返せばヴィーガン食に夢中になってからの私はマクロビオティック実践時にはしてませんでしたが、よくコンビニにお菓子を買いに行っていました。そして食べすぎとなり、胃下垂が再発したのです。

ではどうやって胃下垂を治すか。胃下垂は胃が(腸も)完全に弱りきっている状態なので、普通に炊いた玄米が負担になる事も考えられるので先ずは玄米おじやや玄米粥から入る。若しくは可能であれば玄米を一口300回噛む。噛む事が何より大切です。そして全身に栄養や酸素が行き渡っていないという事は、体が冷えている状態でもあるので塩分を意識して摂る事。現代の減塩などと言う物は精製された化学塩の事であり、本来人間は尿や汗、涙で塩分はどんどん消費されているので自然に作られた質の良い塩はどんどん摂っても構いません。

マクロビオティック創設者・桜沢如一氏の新食養療法より、「無機塩類中にクロール・ナトリウムの欠乏の為、胃が弾力を失って下垂又は拡大したものである。カリウム過多性のものは弾力を失わせる。」ですので体を冷やす物は厳禁です。カリウムは体を冷やし、体を凄く緩めます。体を冷やす物は果物を含む甘い物全般、添加物や化学調味料、生野菜、コーヒーが代表として挙げられますね。特に何気ない一杯の珈琲は意外と致命的。欧米人が何故あんなに珈琲を飲むのかと言うと、体を物凄く温め過ぎてしまう肉を常食してるからで、その温かく締まり過ぎた体を緩める為に珈琲を多飲しているので日本人にはそもそも合いません。そして珈琲豆も熱帯の国で栽培されているという事を考えるとおわかり頂けるのではないでしょうか。珈琲は下剤でカリウムが多すぎるので出来れば止めましょう。

胃の働きには自律神経が大きく関わっているので、ストレス等で自律神経が乱れれば胃も力を無くします。また、動物性のものを沢山食べると胃酸が増え、胃酸過多となりバランスが取れるだけの胃の粘膜保護液が分泌されず、胃酸の働きだけが勝ってしまいその胃酸の気持ち悪さを落ち着かせるためにまた何かを食べてしまいますので肉食も厳禁。勿論、胃に負担をかけ胃酸過多になるのは揚げ物も同じなのでなるべく揚げ物も控えましょう。

そして何より、再度書きますがとにかく食べない様にする事。胃下垂に限らずほかの様々な身体および精神の病気はまず「食べすぎ」から来ているものがほとんど。小食に勝るものはありません。小食が基本中の基本。決して貪ることはせず、あれやこれや色々な物を食べたい、美味しい料理をもっと食べたいといった貪る心をまずは落ち着かせる事。これが幸せな人生を切り開く鍵となります。

先ずは心を落ち着かせ、旬の野菜を使った和食、出来れば動物性食材不使用の料理や食欲を刺激してしまうニンニク不使用の精進料理等を腹6分目ほどに、ゆっくり沢山噛んで頂きましょう。一日2食。これで幸せを感じることが出来ればもうしめたものです。

【参考文献】

新食養療法(マクロビオティック健康と幸福への道)/桜沢如一

からだの自然治癒力をひきだす食事と手当/大森一慧

正食医学 講義録第2集/大森英桜

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About Post Author

みーすけ

京都外国語大学を卒業後、カナダへ留学。帰国後に知財の資格を取得し、特許関係の仕事に就くが鬱病を発症。慢性頭痛や倦怠感、無気力感が抜けず退職した後、絶望に満ちた無職期間を過ごす。結婚をして子供もできるが些細な事で主人に怒りをぶちまけ、子供を怒鳴りつけ手をあげてしまう日々。涙を流す毎日で「何とかしなければ」と改善策を模索し、食と身体がいかに心(脳)に影響を与えるかということを実感し、みるみる回復。現在も更なる向上を目指し、心と体と食についてセルフ人体実験を繰り返す。
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