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牛乳を飲んでも体は強くならないばかりか、骨をスカスカにして腸の働きを悪くする

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驚いた方も多いかと思います。それもその筈、昔からテレビや雑誌であったり親や学校の先生達からも「牛乳はカルシウムが多くて骨を丈夫にするから飲んだ方が良い」と刷り込まれて来ましたし、私自身も玄米菜食を始めるまではまさか牛乳が体に悪いなんて微塵も考えませんでした。それどころか、玄米菜食を始めて何年か経ってもカフェオレが止められなかった私は牛乳の怖さを頭では理解しながらも毎日ガブガブと朝昼晩中毒の様に飲み続けていました。

しかしある日を境に「乳製品を完全に止めよう」と思い立ち、コーヒーも基本はブラックでまろやかさが欲しい時はブラウンライスミルク(玄米ミルクの事で、私はアーモンドミルクや豆乳をコーヒーに入れても美味しいと思えませんでしたが、ライスミルクやオーツミルクは飲みやすかったのでお勧めです)を入れて飲み、勿論チーズやヨーグルトなんて言語道断。そんな生活を始めて2週間ほど経ったある日を境に、やけに毎日音のあるちゃんとしたオナラが出る様に。元々腸が悪く、音の無い小さくてやけに臭いオナラしか出ず(腸壁に動物性食品や添加物による宿便がこびり付いている証拠です)マクロビオティックを始めてもなかなか良くならなかったのですが、少しの妥協や甘えも許さずに完全に乳製品を厳しく断ったところ腸が元気に動く様になって来ました。

日本人は酵素が少ない人が多く、特に動物性食品の中でも致命的に牛乳の乳糖の分解酵素を持っていません。分解されないまま吸収されるので、牛乳を飲んだらお腹がゴロゴロしたり下痢をしたり、子供はアレルギーになったり、血液の中で毒性になったりします。この乳糖分解酵素をラクターゼと言いますが、これの働きが弱いがために消化器系の病気を引き起こしやすくなるので注意が必要です。

ではそもそも乳糖とは何か?それは牛乳に含まれる炭水化物(糖質)であり、ブドウ糖とガラクトースという2つの単糖類で構成されています。ラクターゼは腸管上部に存在し、これらの糖類を2つに分解して腸管から血液に流入させる働きがあります。そしてこのラクターゼは胎児の腸管の中で出産直後に活性のピークを迎え、4歳にになるまでにどんどん低下していきますので大人が出産直後のお母さんの母乳を飲むとほぼ必ずと言って良いほど下痢になったり、何らかの体調不良を引き起こします。乳糖不耐症の症状として、腸内のラクターゼの処理能力を超えると消化されないまま大腸へ運ばれた未消化の乳糖は大腸に生息する細菌と反応し、細菌は乳糖を発酵させガスや二酸化炭素、乳酸に変化させるので痙攣や腸のハリや胃腸の重み、倦怠感、ゲップなどが主なものとして挙げられます。

乳糖不耐の人の多いエリアはサルの生息するエリアでもあり(暖かい地域)、人間の中には進化の過程で本来の食べ物が得られない寒い地域(北欧の人達はラクターゼを多く持ち、大人になっても乳糖に対する耐性を持つ人が多いです)へと移った人も出てきました。以前肉食についても書きましたが、寒い地域では野菜が育たないためそこに住む人達は獲物を狩って食べるか牛乳を飲むかして栄養を補っていたのでそれらを消化するのに適した多さの酵素や腸の短さを持っています。言わば、進化の過程。マクロビオティックの身土不二とはこのことです。

確かに牛乳にはカルシウムが沢山含まれていますが、大量のカルシウムが急激に人の体に取り込まれ血管中のカルシウム濃度が急激に上がると体の恒常性機能が働き正常に保とうとして余剰カルシウムを尿として排出してしまい、結果かえって体内のカルシウムを減らしてしまいます。脂肪も多いので、牛乳を止めたら痩せた、という女性の方も沢山いらっしゃいます。

スーパーに売られている牛乳の殺菌方法の欄を見て下さい。165℃で2秒間殺菌 との表示がされている物が多いかと思いますが、この殺菌方法を取っているのは主に100円~200円台の安い牛乳です。勿論400円位する高い牛乳でもこの殺菌方法を取っている物もあります。しかし何故こんなに安いのでしょうか。そもそも”乳”は牛に限らず母親が妊娠・出産し、自分の子供の為に出す物。ですので本来であれば離乳期までの短い期間にしか出ない筈ですが、そんな貴重な物がなぜそんな安価で大量に廃棄が出る程まで売っているのか。それに関連する事ですが、最近の人間の子達は足が長い子が多く、成長も早い子が多いです。それもその筈、まず牛にホルモン剤を投与し成長を促進させます。そして餌は本来牛は牧草を食べるのですが、それだと経費がかかるので本来牛が食べるべきではない安価なトウモロコシや大豆(どちらも遺伝子組み換えで農薬や除草剤たっぷり)を食べさせ、太らせます。そうする事で妊娠できる体になるまで長期間待たなくても良いのでコストが下がり、又、ホルモン剤を打つ事により発情周期を管理し、雄と雌の発情期のズレなどで繁殖障害も出にくくなるので経済効果も得られます。そして雌牛を人工授精で妊娠させ、子牛は生まれた瞬間から母牛から引き離されます。母牛は子供を取り上げられた悲しさからか、2~3週間ほど普段とは違う悲しげな声で鳴き続けると言います。そして本来は子牛が飲むべきだった乳を人間が絞りますが、何度も妊娠させられるので炎症を起こすのでここで抗生物質も打たれます。そしてその乳はすぐには殺菌されず、コスト面からある程度量が溜まってから165℃という高温で殺菌されるので、あんなに安価でスーパーに並べる事が可能となります。

と、ここまで簡単ではありますが牛乳が出来るまでの道のりを語らせて頂きました。そう、食の欧米化で牛乳を飲む機会が増え、その牛乳に含まれているホルモン剤の影響により足が長く昔に比べて身長が高い子、成熟が早い子が増えてきているのです。特に子供は牛乳が好きですし、お菓子でも牛乳や生クリームが入っていると美味しく感じます。「足が長くなって成長が早いなら良いじゃない」と思われるかもしれませんが、本来日本人が飲むべきものでは無い物を飲んで無理やり身長を引き延ばしているので中身はスカスカです。そして、成長が早いという事は老けやすい、という事でもあります。

最後に、牛乳を飲みすぎる事により出てくる症状や体の不具合ですが、胃痙攣・腹痛・下痢・突然死・肌荒れ・気管支炎・慢性疲労などが挙げられます。

牛乳につきましては世の中でも賛否両論あるみたいで、なかなか興味をそそられる文献を幾つか発見したのでまたブログに書かせて頂きますね。

【参考文献】

牛乳はも~いらない!!/真弓定夫

正食医学 講義録第1集/大森英桜

よくわかる!乳糖不耐/一般社団法Jミルク

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About Post Author

みーすけ

京都外国語大学を卒業後、カナダへ留学。帰国後に知財の資格を取得し、特許関係の仕事に就くが鬱病を発症。慢性頭痛や倦怠感、無気力感が抜けず退職した後、絶望に満ちた無職期間を過ごす。結婚をして子供もできるが些細な事で主人に怒りをぶちまけ、子供を怒鳴りつけ手をあげてしまう日々。涙を流す毎日で「何とかしなければ」と改善策を模索し、食と身体がいかに心(脳)に影響を与えるかということを実感し、みるみる回復。現在も更なる向上を目指し、心と体と食についてセルフ人体実験を繰り返す。
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