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甘い麻薬

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麻薬とは、皆様ご存知のように精神疾患や精神錯乱状態を起こし、身体機能を著しく低下させるが、その強力な依存性のためなかなか止める事ができずに最終的には犯罪・自殺といった異常行動を起こすようになる。…とまぁ、日本では勿論違法ですし、危険を熟知しているからこそ手を出さないかと思います。しかし、合法ではあるけれど皆様が日々口にしている麻薬と同じような症状が出る物。それは「砂糖」です。

まず、砂糖はそもそも食べ物ではありません。C₁₂H₂₂O₁₁と化学式で表せる、れっきとした化学物質です。

その製造過程を説明させて頂くと、先ずさとうきび等を圧搾し糖蜜をとった後、石灰・炭酸・安硫酸・亜硫酸ガスを使って煮詰めた糖蜜の中の不純物を取り除きます。そしてホウ酸鉛や塩素などで透明な液体を作り、ベタつきを防ぐためにミネラル・ビタミンなどの栄養素を取り除きます。そして塩酸・無機酸で砂糖を漂白し、完成。

如何です?もう食べ物ではありませんよね。亜硫酸や塩素など、濾過処理はされておりますが勿論ゼロになる事はありません。栄養素もスカスカです。

そして何よりも恐ろしいのがその依存性。砂糖、特に白砂糖は消化が早く、血糖値を急激に上げて脳に異常状態をもたらします。ブドウ糖と酸素で微妙なバランスが保たれている血液の血糖値が急激に高くなるために副腎皮質から化学物質を調整するホルモンが分泌され、膵臓から大量のインシュリンが分泌されます。しかし大量のインシュリンが一気に分泌されるため、必要な血糖まで消してしまいます。これが低血糖症です。

脳や体に必要な血糖やホルモンが砂糖によって消されるとどうなるか。疲労・イライラ・頭痛・生理痛(月経異常)・性欲減退・鬱病・健忘症・異常食欲・攻撃的になる・喘息・パニック障害・自殺願望等々、挙げると枚挙にいとまがありません。

「こんなに危険ならもう砂糖は止めよう!!」と思っても、なかなか止める事が出来ないまさに甘い麻薬です。急激に低くなった血糖値を上げるべく、また体が砂糖を欲しがります。そして砂糖を食べると一瞬だけ血管が拡がり血流が良くなるので、その気持ち良さが疲れた時には甘い物を欲しがる原因となります。しかし、その気持ち良さも約45分しか続かないと言われており、それを過ぎると体のダルさからまた甘い物が欲しくなる…といった泥沼にはまりこんでしまいます。

Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

先日、セルフ人体実験が好きな私は愚かな事に朝の空腹時にコンビニで売っている小さめのアイスが5本ほど入っている箱を一つ購入し、「これを今全部食べたらどんな体の変化がるのか、やってみたい」といった興味本位から実行。結果、1一週間ほど酷い頭痛が取れませんでした。特に最初の3日間ほどは地獄そのもので職場までの車の運転ですら意識が朦朧として危なかったです。それくらい、砂糖が体に与えるダメージは相当なものなんだなとハッキリわかりました。そして体調の面だけではなく、過去にあった嫌な出来事を何度も思い出してはイライラしたり悩んだり、本当に自分で自分の首を絞めている状態でした。鬱病の原因だったな、と砂糖を止めた今では思います。

皆さん是非ともお買い物の際には原材料を確認し、砂糖が入っている商品はなるべく避け、調味料も砂糖が入っていない物を使用しましょう。どうしても甘い物を食べたい時は果物を食べるようにして下さい。私は出先で甘い物を食べたくなったら、コンビニでバナナを買って一気に2本食べるとかなり落ち着きます。少しでも意識するだけで大分違いますよ。

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About Post Author

みーすけ

京都外国語大学を卒業後、カナダへ留学。帰国後に知財の資格を取得し、特許関係の仕事に就くが鬱病を発症。慢性頭痛や倦怠感、無気力感が抜けず退職した後、絶望に満ちた無職期間を過ごす。結婚をして子供もできるが些細な事で主人に怒りをぶちまけ、子供を怒鳴りつけ手をあげてしまう日々。涙を流す毎日で「何とかしなければ」と改善策を模索し、食と身体がいかに心(脳)に影響を与えるかということを実感し、みるみる回復。現在も更なる向上を目指し、心と体と食についてセルフ人体実験を繰り返す。
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